「新築マンションのモデルルーム」って、魔法のような場所ですよね。 僕も以前、その魔法に危うくかかりそうになったことがあります。今回は、僕が契約直前で踏みとどまった、ある意味「最大の危機」の話をさせてください。

新築のキラキラに明るい将来を夢みていたのは幻想でした
不動産投資に興味を持って最初に話を聞きに行ったのが、某デベロッパーの新築マンションの営業さんでした。
豪華なカタログで夢見るようなことばかり書かれていました。そして、決定的だったのはすでに借りてが大手の法人で複数のお部屋決まっているとのこと。その決まっているお部屋もまだ購入できると言うことでした
そしてモデルルームを見にいきました。そこはもう、別世界でした。
豪華なエントランス、最新の設備、そして何より「あなたが最初のオーナーです」という甘い響き。営業担当さんも「サラリーマンの与信(信用)があれば、フルローンでいけますよ!」と笑顔で背中を押してくれます。
気づけば僕は、「新築なら設備も最新だし、資産価値が高そうだ、これが正解だ!」と、契約書に判を突く寸前までいっていました。
運命を変えた、銀行員への「何気ない質問」
ローンの事前審査も無事に通り、いよいよ契約。
その直前、ふと気になって銀行の担当者に聞いてみたんです。
「ちなみに、僕ってあと何件くらいローン組めるんですかね?」
すると、担当者さんは淡々とこう答えました。
「そうですね……今回の新築マンションで枠をかなり使いますから、あと1件、頭金入れられれば2件というところでしょうか」
……えっ、たったそれだけ!?
「あと1件で打ち止め」の衝撃
僕は将来的に、物件を複数持って、家賃収入の柱を太くしていきたいと考えていました。
それなのに、たった1軒の「割高な新築」を買うだけで、僕のサラリーマンとしての融資枠(宝の山)がほぼ空っぽになってしまう。
「これはまずい……。1件買って終わりの『記念受験』みたいな投資がしたかったんだっけ?」
そこから、冷や汗をかきながら必死にネットで調べ直しました。
そこでたどり着いたのが、前回記事にした「新築と中古の価格の決まり方の違い」でした。
結論:魔法が解けて「中古マンション」へ
調べてわかったのは、新築は価格が高い分、銀行から借りる額も大きくなり、自分の「借金できる枠」をあっという間に食い潰してしまうということ。
一方で、中古マンションなら……
- 価格が抑えられている分、融資枠を節約できる。
- 同じ予算でも、より立地の良い場所を狙える。
- 何より、複数展開していく「未来」が描ける。
僕はすぐに新築の契約をキャンセルし(営業さんには平謝りしました……)、中古マンション探しに切り替えました。結果として、今は納得のいく「収益性の高い中古物件」を運営できています。
💡 シチローからの教訓
新築のピカピカは魅力的ですが、「その1軒であなたの投資家人生が終わってもいいのか?」を自分に問いかけてみてください。
僕たちサラリーマンが持つ「融資を受けられる力」は、有限です。
大切な一発目の弾をどこに撃ち込むか。目先の綺麗さではなく、「5年後、10年後の自分はどうなっていたいか」という視点で選ぶことが、本当の成功への第一歩だと僕は思います。


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